TokiStorageは、人の存在や記憶を記録し、次の世代へ届ける取り組みです。愛犬との別れ、マウイで出会った日系移民の墓、地域での暮らしを原点に、2026年2月に事業を立ち上げました。

2026年春から家族で三重県伊賀市島ヶ原へ移住し、古民家・畑・工房を拠点に、記録技術、ものづくり、生活基盤の整備を進めています。9月後半には、SoulCarrierの活動として、マウイで託された家族の願いを日本側の調査へつなぐため、出生証明書と委任状を受け取りに行く準備を具体化しています。

活動は佐藤卓也自身の意思と責任で進め、必要な知識や協力を持つ方々と、一つひとつの目的に沿って対話しています。

更新基準日:

中心的な問い

2025年 — 原体験

喪失と責任を共存できるのか自治会長就任下での度重なる喪失——職場配属先変更、親族の死、愛犬の死、職場組織再編による組織消滅、雇用の喪失、親の経済支援の断念、金融事故、生活基盤の崩壊、全方位の周辺関係者の失望。崩壊のさなかに引き受けるものは、義務か、それとも意志か——全てが崩壊する中で選び続けたのは社会課題解決への注力と、時間軸を超えた万人の幸福の追求だった

2025年 — フィールドワーク

愛する存在をどう保存するか家族・ペットとの別れの予感から生まれた問い
無名の人の人生をどう証明するか歴史に残らない人々の存在証明への関心
インフラが断絶した時、人はどう繋がるか災害・停電・通信途絶時の接続手段
1000年残るメディアは何かデジタルの脆弱性と紙・石・声の永続性
移民の魂はどこに帰るのか国境を越えた存在証明とアイデンティティ

2026年2月 — 創業・開発

存在証明を民主化できるか公証人・弁護士に依存しない証明の仕組み
声をQRコードに格納できるかCodec2による超低ビットレート音声符号化
技術を開放すべきか囲い込むべきか特許出願からの離脱と思想的決断
信頼はどう設計するか国会図書館納本・非営利構造による制度的信頼

2026年3月 — 展開

思想を言語化する意味は何か179本のエッセイによる思考の外在化
共助は持続できるか地域防災・コミュニティとの連携モデル
贈与経済は成立するか対価を求めない存在証明サービスの経済的持続性

2026年4月〜6月 — 実装・移行

生活再編と事業展開を同時に進められるか浦安物件の売買契約、売却益による債務整理、伊賀移住、古民家拠点の契約、収入基盤づくりを並行して実行
地域との信頼関係はどう生まれるか伊賀市長表敬訪問、移住者交流会への家族参加、家族でのケーブルテレビ放映、島ヶ原での居住開始、ふるさと納税支援事業者との接点形成
試作品は地域資源になり得るか手裏剣形状・家紋形状・任意形状の石鹸サンプル制作とブローシャ配布

2026年7月から9月 暮らしの実践と約束の継続

土地に根を下ろすことで、記録や継承の実践はどう変わるか。島ヶ原の古民家・工房を整え、地域での暮らしと制作を重ねる。
国境を越えた信頼は、どのような行動から生まれるか。マウイで交わした約束を、書類の受領と日本での調査という具体的な一歩へ進める。
家族の記憶を、話を聞けるうちにどう残すか。移民資料館で共有された世代交代への危機感を踏まえ、当事者の意向を尊重して記録をつなぐ。

前身 — 豊かな家族の作り方

ペットと暮らす・世代間の絆・地域のつながり

2007年愛犬パール、妻の実家で暮らし始める
2019年卓也・美那 結婚
2020年東京都渋谷区代々木から東京都文京区へ移住。パールと家族で暮らし始める
長女(糸)出産
2021年東京都文京区から千葉県浦安市(タイムレスタウン新浦安 クオンガーデン新浦安)に移住
2023年ハワイ オアフ島に家族で滞在。レンタカーで島内一周、海亀との出会いと虹に感銘を受ける
ハワイ マウイ島ラハイナで大規模火災、街全体が喪失
浦安という液状化・災害被災地の住民としてラハイナ復興支援に想いを巡らせ始める
2024年自治会DXを目的としてタイムレスタウン新浦安にて自治会長に就任、約250世帯の地域運営に携わる
就業先の配属先変更
親族死去・先祖供養で父の故郷の寺にて、管理放棄された墓石に想いを寄せる
2025年愛犬パール死去。「持ち歩けるお墓」を制作——存在証明の原型
音声QRを発明。最大2秒間の音声QRを生成・再生できるプロトタイプをオープンソースとして公開し、無料環境で稼働・公開
マウイ島にて本家の血筋の墓石の存在を知り、年の半分をマウイ島で過ごす墓守を家族ですることを決意
ラハイナ浄土ミッションで灯籠流しイベントに参加。無名氏と刻まれた墓石に直面する
就業先に事情説明した結果、就業規則不適合を理由として雇用契約継続を断念
内面と向き合う機会として浦安市のスポットを巡り、亀公園で貝殻の石碑と集団的自己犠牲による漁業権の放棄の石碑と出会う
マウイ島内全域の主要な聖地(IAOバレー、ハレアカラ、ククイプカ)・東洋・西洋墓石を巡る
帰国後、私財を全て投じて個人研究開発を加速
オフグリッド構築支援を軸とした災害復興支援方式を発明。山中湖でのカーキャンプ検証、富士五合目での衛星通信実験、浅間神社参拝
石英ガラスへの音声QR刻印による墓石記録寿命の克服方式を発明。烏骨鶏飼育環境を利用した素材劣化検証を実施
親族の一回忌に培った造形刻印技術をもちいて、玄武岩に家紋を刻印した記念品を制作・贈呈
災害復興ボランティアを本格化。Workaway登録し東部・西部の農場へオフグリッド支援を実施。現地で3日以内にオフグリッド家族滞在環境をそれぞれ独自持ち込み機材で確立。東部ハナファームのホスト メラニーさん
ギフトエコノミーとして、ワイルクハロウィンパーティー、リゾートホテル、オロワルキャンプ、水族館・レストラン等に対して300個近くの現地製造した手作り石鹸を配布
金融事故により空港レンタカーのレンタルができない事態に遭遇、盆ダンスで知り合った日系3世のランドール家に代わりにレンタカーを借りていただき移動手段を確保
東部支援中に宿泊していたトレーラーハウスの下水処理不具合を近隣のホテルリゾートに相談、ナピリ カイ ビーチ リゾートのホスピタリティルームを開放いただく
両親から700万円の借入を経て支援の中断
クリスマスシーズンに娘の体調不良でカパルアにある教会に助けを求め、日系2世のマーティン氏に出会い、滞在先の手配、食料の調達、娘の幼児教育ツールの購入を含む保護を受ける
ラハイナで唯一火災の影響を受けずに残った教会でマーティン氏と同行し、保護に伴う滞在費用や食費等の経費精算に署名
マーティン氏から母親(日本人、3年前に他界)の日本への納骨をしたいと相談を受け、全力を尽くすことを約束

2026年1月 — 帰国・調査

1月帰国直後から墓石調査を開始。群馬県にて車中泊をしながら5,000基超の墓石を徒歩調査
群馬県内の行政窓口に照会し、本件では出生証明書と委任状による直系親族の戸籍抄本取得が可能との説明を受ける。日本側の親族・ルーツ調査を進めるため、必要書類の確認を行う。
伊勢神宮・比叡山を訪問。広島県・山口県の日系移民資料館を訪れ、移住者とその家族の歴史、記憶の継承について学ぶ。
移民資料館長の紹介で、渋谷区の担当課とJICA横浜へ挨拶。活動の背景を共有する。
分散保管拠点視察として佐渡島へ短期滞在
継続的な資金枯渇に直面
自治会住民全戸250世帯に対してパールソープをハンドメイドして配布。自治会DXの活動実績の総括と住民への感謝をWEBにしてQRコードで読み取れるように、最後のDXの体現を実施
マーティン氏の納骨支援に必要な渡航費と、研究開発に全私財を投じた債務返済の目処を立てるべく、事業活動として立ち上げることを決意
バイブコーディングによるランディングページの構築に着手

2026年2月 — 創業

2月11日個人事業開業届出(市川税務署)。青色申告届出
2月14日最初のコミット。音声QRアプリケーションの開発開始
2月16日「TokiQR」にリブランド。国立国会図書館に納本申出
2月17日音声品質の改善、再生時間の時間制限の克服、画像品質・解像度の制限の克服、テキスト保存容量の克服を実現
2月21日特許出願を検討するも、思想的判断により辞退
2月25日商用インフラ構築(注文フォーム、Wise決済統合、コンプライアンスページ群)
2月26日ウェディングパートナーシップ始動

2026年3月 — 展開

エッセイ179本到達
モニタープログラム開始
三重県伊賀に再訪問。伝統工芸や店舗等を巡り、30個を超えるPearl Soapをご縁をいただいた方々へお配りしながら、伝統の継承を探求
オリジナル石鹸の企画とサンプル制作に着手。贈り物を通じて、記憶や感謝を形にする方法を探る。
娘と浦安市消防音楽隊のイベントに参加。公共イベントと記録保存のエッセイを作成し、市長への手紙を浦安市長ほか30を超える首長へ送付
行政水準の情報ガイド整備(著作権・アクセシビリティ等6ページ新設)

2026年4月〜6月 — 実装・移行

退職金の請求を完了。確定申告を完了
セルフストレージの整理・撤収を完了。引越しに向けた荷物の段ボール詰めを継続
浦安物件の売買契約を完了。市税(年金・国保・健保)、県税(自動車税)、主要な借入の精算を進め、売却益による債務整理を実行
浦安から三重県伊賀市島ヶ原へ、家族での移住を完了。島ヶ原の古民家を生活と事業の拠点として契約
周辺近隣への挨拶を実施。電気・上下水道・ガス・通信のインフラを開設
電気配線・照明系統、網戸敷設、洗濯機・乾燥機設置、家具・寝具配置など、生活設備の修繕と初期整備を実施
「越境の里、問いの家」というコンセプトを確立。島ヶ原を、教える場所ではなく、人・文化・自然・AIが同じ問いの前に立つ拠点として位置づける
鍬、三角ホー、刈り払い機、レシプロソーを調達し、雑草処理と庭木剪定を開始。工房整備にも着手
伊賀市長を表敬訪問。移住者交流会に家族で参加。これらの地域での活動が地元ケーブルテレビで紹介される。
オリジナル石鹸サンプルを制作完了(手裏剣形状、家紋形状、任意形状)。ウェディング会場へのブローシャ配布を実施
ふるさと納税支援事業者とのご挨拶を実施
車の修理は最低限実施。新車への交換は引越し後に腰を据えて決定予定

2026年7月から8月 島ヶ原の拠点整備と制作

古民家の改修、畑や敷地の手入れ、工房の整備を継続。8月には工房の荷物の再整理を終え、制作に取り組む環境を整える。
家紋やオリジナル図柄を使った刻印、石鹸、キーホルダーなどの試作を重ねる。竹資源の活用や竹灯籠の制作工程も検討する。
電源、水、通信などの生活基盤について学び、マウイでの経験を島ヶ原での暮らしに結びつける。

2026年9月 地域の実践とマウイ再訪の準備

伊賀への招待を伝えるTokiGateのカードとページを整備。古民家、畑、工房、地域の暮らしに触れる入口を形にする。
マウイで家族を支えてくれたランドールさんを島ヶ原に迎え、日本での暮らしと活動を共有する。
メラニーさんとHana Farmの近況や保管荷物について連絡。今後の滞在や、必要に応じた設備支援は現地の状況と家族の予定を踏まえて検討する。
地域の有志と農道の草刈り・道づくりに参加。暮らしの中で地域との関わりを積み重ねる。
「自助復興研究所」としての発信を開始。AI時代の社会の変化と、電源・水・通信・食などの生活の実践を結びつけて考える。
SoulCarrierの次の行動として、Martinさんから出生証明書と委任状を直接受け取るためのマウイ再訪を検討。本人には書類を受け取りに行くと伝えている。日程は調整中。
メディア、国際交流担当、移住資料館に向けた活動要旨を作成。新たな取材相談と、これまで訪問した方々への進捗報告に向けて準備を進める。

現時点の活動と次の一歩

SoulCarrier

マウイでの出生証明書・委任状の受領を、次の具体的な行動として準備する。受領後は、日本で戸籍抄本の取得を申請し、確認できた情報と本人の意向に沿って調査を進める。今回の渡航では、遺骨の受領・移送は予定していない。

移民資料館長との対話では、世代交代が進む今後10年が、故郷や親族とのつながりを次世代へ引き継ぐうえで重要な時期になるとの問題意識が示された。当事者や家族に話を聞けるうちに、記憶と記録をつなぐ行動を重ねていく。

活動紹介:SoulCarrier

島ヶ原の暮らしと制作

古民家・畑・工房の整備を継続し、刻印、石鹸、竹資源の活用などの制作を進める。地域で暮らす中で生まれた問いを、TokiStorageの記録・継承の実践につなげる。

記録と発信

伊賀・三重、群馬、マウイの地域メディアや、NHK、海外記者との取材の接点を検討する。資料館、渋谷区、JICA横浜には、これまでの訪問を踏まえた進捗報告と相談を行う。いずれも今後の相談先であり、今回の取材・協力・提携が決定したものではない。

家族の氏名・写真・証言の公開は本人の意向を尊重し、確認済みの事実と調査中の事項を分けて記録する。

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